年子の妹がいるんですけどとってもよくできる子なんです。
スポーツも勉強もできて可愛くて友達も沢山いて。自分とは正反対な妹がいるから心の奥底でいつも比べてしまうんです。
妹が幼い頃にできると姉という便利な言葉に利用されて大抵の事は我慢できるようになってしまいます。
まず母親は私の安全地帯ではなく、妹のものになります。いくら愛情を注いでいたと言われても妹が母に甘えている所を間近で見ている自分からすると妹の方が可愛いんだと思ってしまうのは自然なことだと思います。
妹が幼い頃はかなりわがままな子だった為に本当に色んなことを我慢しました。当然ながら、妹が生まれてすぐの頃は母でなければ育てる事はできません。それは理解できます。しかし、妹に自我が芽生え、言葉が話せるようになると「ママがいい!」そう泣き喚くことによって私の安全地帯は無くなりました。
幸いにもたくさんの親戚、父親が私の相手をしてくれたことによって不貞腐れるという事はありませんでした。というか面倒を見てもらっているのだから笑顔でいなければいけないと子どもながらに思っていたのです。
何かあっても怒られるのは当然姉である私です。
このような事があり、小学生になるまで妹は他人であるという感覚が抜けずやりたそうにしている事、欲しそうにしているものはたとえ自分にやりたい事があったり欲しいものが被っていたりしても本心は隠して妹にあげていました。
欲しいものや自分の気持ちを我慢するというのはとても苦しく、心臓を掴まれている感覚を押し殺して笑顔で譲ることを小学生になるまでに手に入れていた私はその後、どんな事があっても誰にも相談せず全て自分の中に閉じ込めていました。
我慢することが当たり前になると身体に変化が出ました。
吐き気、頭痛が一日中付き纏っています。しかし気のせい、とか思春期によくあることだ、と言い聞かせてそのまま過ごしていたらパニック障害になりました。パニック障害という病名であると気付いたのも初めて症状が発症してから8年経過してからでした。
今まで誰かに分かって欲しくて我慢していた私の生きてきた環境。知らない誰かの目に入る場所に書き込む事で少し心が軽くなりました。
これからは我慢し過ぎず生きていきたいものです。
※家族仲は良好で父、母、妹みんな大好きです!
自他共に認めるシスコンです🤭